Jintrick.netagenda2007年08月アーカイブ → 2007年08月01日

スリムなFirefoxでサイト内検索

昨日のフォクすけブートキャンプ+の続き。アドレスバーに「site 検索キーワード」と入力するとサイト内検索できるようにFirefoxの外面をいじってみる。

まずこんなブックマークレットを書いた。

javascript:
(function(){
	var hn = location.hostname;
	location.href = "http://www.google.com/search?q=site:" + hn + encodeURIComponent(' %s');
})();

次にこのコードの改行を払って、Bookmarks → Organize bookmarks → New Bookmark → File → New Bookmarkに次の情報を入力し、ブックマークとして適当な場所に登録した。

Name
サイト内検索
Location
改行を取り除いた上記のブックマークレット
Keyword
site

終了。アドレスバーに「site 検索キーワード」と入力するとサイト内検索ができる。

補足:スリムなFirefoxとは

スリムなFirefoxの必要条件:

なぜそんなことをするかといえば、それはとにかくより広いコンテンツ表示領域の確保が目的だ。マルチタスク環境でもアドレスバーが使用できるように、検索バーも非表示にする。動作を軽快にするため、可能な限りAdd-onも使用しない。

この「コンテンツ表示領域の確保」に大きな価値を見出している人はあまりいないかもしれない。しかし、上下左右の殆ど使用しない、というか表示させておく必要のないアイコンだのツールバーによって表示領域が狭くなっているとしたら、直接ストレスを感じないにしろ、100%確実に生産効率を低下させているということに気づくべきだ。これ金銭に換算すると恐ろしいことになると思う。自分の気づかないうちに、毎日ちょっとずつ損をしているのだ。時にはごっそり損をすることもあるだろう。ほんの数10pxの差で、スクロールバーが出るか出ないかが決まることがある。重要なリンクや単語を見逃すことだってありうる。

今日、というか昔からだけど、「さいどばー」に始まってナビゲーションリンクだのコメント機能欄だの、ただでさえウェブページのコンテンツ領域は非常に狭いのだから、ブラウザ側でできることはやっておきたい。

次。数分ででっちあげたスクリプトだからアレだけど、変に複雑なことをしなければ十分使えるので公開。

javascript:(function(){
    var s = location.search.substring(1).split("&");
    for(var _,i=0;i<s.length;i++) {
        _ = s[i].split("=");
        if(_[0] == "q") {
            s[i] = "q=" + _[1] + encodeURIComponent(' %s');
            with(location) {
                assign(
                    protocol + "//" + host + pathname + "?" + s.join("&")
                );
            }
            break;
        }
    }
})();

これを同じようにブックマークレットとして登録して、たとえばKeywordを「+」とすれば、アドレスバーに「+ more_query」と入力してGoogleの検索結果を絞り込むことができる。


webmaster@jintrick.net
公開: 2007年08月01日
カテゴリ: Firefox ,Javascript